国際交流会館おうばく分館で消防訓練を実施しました(2011年10月29日)

国際交流会館おうばく分館で消防訓練を実施しました(2011年10月29日)

 国際交流会館おうばく分館において、消防法に基づく火災避難訓練を実施しました。入居中の外国人研究者や留学生、会館主事および国際交流課担当者、さらに宇治分館の入居者や主事など、約80名が参加しました。

 午前10時からの訓練では、館内で火災が発生し火災報知機が発報したとの想定で、教職員や当直者が消防署への通報、館内非常放送、初期消火、避難誘導等手分けして機敏に行動し、8分後には入居者全員の避難と安全確認が完了しました。参加者全員を前に自衛消防隊長である戸倉照雄 国際担当部長から、災害発生時の心構えについて説明の後、宇治東消防班長による講評があり、訓練は終了しました。

 その後、消火器を使った模擬消火訓練や屋内消火栓による放水体験を行い、会館主事の加納靖之助教による専門領域である地震の発生メカニズムや発生時の対応等について、外国人にも解りやすい内容の講習会を開催しました。参加者は平素からの防火・防災への心構えや認識を新たにしました。

 なお、国際交流会館の消防訓練は、みささぎ分館および修学院本館でも実施します。


最新鋭の化学消防車も参加した火災避難訓練中の様子

消火器の使い方を体験する主事親子と留学生

消火器の使い方を体験する外国人研究者と留学生

加納靖之 主事による地震に関する講習会