「京都大学 新技術説明会」を開催しました。(2011年8月5日)

「京都大学 新技術説明会」を開催しました。(2011年8月5日)

 本学は、独立行政法人科学技術振興機構(JST)との共同主催、関西ティー・エル・オー株式会社との共催により、JSTホール(東京・市ヶ谷)において「京都大学 新技術説明会」を開催しました。

 「新技術説明会」は、大学、公的研究機関およびJSTの各種事業により生まれた研究成果の社会還元を促進することを目的として、JSTと大学等との共同主催により継続的に開催されています。大学発のライセンス可能な特許(未公開出願を含む)を発明者自身が説明し、説明後の相談コーナーで興味を持った企業関係者とのマッチングを行い、共同研究やライセンスの実施を促進させようとするものです。

 今回の催しでは、「エネルギー」「低炭素」「材料」「電池」の4つのテーマで、合計11件の特許(新技術)の説明が行われました。

 当日はのべ230名を超える企業関係者が説明者の発表に熱心に聞き入り、発表後の名刺交換では交換を待つ長い列ができる盛況ぶりとなりました。

 説明後に設けられた相談コーナーでは、実用化に関心を示した企業関係者が何人も順番を待つブースも見られるなど、大きな反響がありました。

 本学では、京阪神地区の他大学と共催で、今年11月22日にも「新技術説明会(京阪神地区)」を大阪で開催する予定で、今後も優れた研究成果・技術を、積極的に社会へ発信していきます。


井上國世 産官学連携本部副本部長(主催者挨拶)

会場の様子