総合博物館コーナー展示「龍馬と半平太の手紙」を開催しました。(2010年11月13日~21日)

総合博物館コーナー展示「龍馬と半平太の手紙」を開催しました。(2010年11月13日~21日)

 京都大学ホームカミングデイ特別企画として、総合博物館コーナー展示「龍馬と半平太の手紙」を開催しました。

 幕末を駆けぬけた坂本龍馬や武市半平太の書状・絵画4点と龍馬に関わる写真2点を特別に期間限定で公開しました。これらの作品は、附属図書館の収蔵庫に収められ、普段は目にすることのできない貴重な原文書の数々で、多くの入館者が詰めかけました。

 龍馬は偉大なる脇役として、薩摩藩と土佐藩の仲を取り持ち大政奉還を成功させましたが、最後は暗殺されました。半平太は土佐尊攘派の中心人物としてテロ活動を指導したため投獄され、切腹を命じられました。異なる道を歩んだ二人の生涯を、少しでもこれらの作品で紹介することができたと思われます。  

 また、初日の13日には、文学研究科 谷川穣 准教授の展示解説があり、約70名の参加者は時代背景を含めてわかりやすい解説を最後まで熱心に聞き入っていました。


谷川准教授の展示解説

展示会場