原子炉実験所公開シンポジウムを開催しました。(2010年11月19日)

原子炉実験所公開シンポジウムを開催しました。(2010年11月19日)

  原子炉実験所では、日本学術会議講堂にて「原子力・放射線の有効利用に向けた先導的研究の推進」と題した公開シンポジウムを日本学術会議総合工学委員会、エネルギーと科学技術に関する分科会との共催で開催しました。

  シンポジウムでは、森山 裕丈所長の挨拶に始まり、矢川 元基日本学術会議総合工学委員会委員長、森田 正信文部科学省研究振興局学術機関課長からそれぞれ挨拶の後、代表的な先生方から「原子力基礎科学分野」「粒子線物質科学分野」「放射線生命医科学分野」の講演がありました。引き続き、「共同利用研究」「人材育成、社会連携」に関して関係機関の方々、特に社会連携については、地元熊取町の中西誠町長からご講演いただき、最後の総合討論では、特に人材育成に関して活発な意見交換が行われました。

  参加者は原子力関係機関の方をはじめ一般の方まで総勢180名に達し、大学の研究者を中心に推進されている原子炉実験所大型研究計画の更なる推進と発展に向けて大変有意義なものとなりました。


講演聴講者

森山所長による開催挨拶