大韓民国知識経済部研究開発戦略団長が桂キャンパスを訪問されました。(2010年10月5日)
来日中の黄昌圭 大韓民国知識経済部研究開発戦略団長一行が、桂キャンパスを訪問されました。
黄団長は、昨年までサムスン電子半導体総括社長などを務めた後、今年4月、韓国政府の研究開発投資の3分の1を握る知識経済部で研究開発予算を統括する研究開発戦略団長に任命され、事実上の「国家のCTO」と呼ばれています。
一行は、工学研究科の松重和美 教授、藤田静雄 教授に出迎えられ、船井哲良記念講堂で本学出身のノーベル賞受賞者の展示をご覧になりました。続いて、小森悟工学研究科長を訪問された後、松重教授、藤田教授から本学、特に工学研究科について紹介を受けました。世界でも指折りの電子部品メーカーを育んできた京都の知的土壌や、そこで研究活動を行う本学について強い関心を示され、活発な意見交換が行われました。
次に、インテックセンターのシミュレーションラボを視察された後、黄団長の専門分野でもある電子工学分野の松重教授と野田進 教授の研究室を訪れ、韓国人留学生との会話を楽しまれながらも熱心に視察されました。
一行は早朝から精力的に日程をこなし、帰路につかれました。
意見交換をする松重教授と黄団長