竹の環プロジェクト春編を開催しました。(2010年5月9日)

竹の環プロジェクト春編を開催しました。(2010年5月9日)

 「竹の環(わ)プロジェクト」春編を桂キャンパスで開催しました。 

 本プロジェクトは、桂キャンパスの竹林保全活動を通じて、竹林の管理によるエコシステムの保全、放置竹林の伐採による地震時等の災害防止、竹の利用について学んでいただくことを目的に、京都大学、公益社団法人京都モデルフォレスト協会、京都府、住友生命保険相互会社が毎年春と秋に開催しています。

 当日は、一般参加者、森林関係の協力団体の方々を含む約150人が参加し、朝から筍掘りを、午後からは竹林の間伐作業を行いました。

 「竹の秋」とも呼ばれるこの季節、竹が蓄えた養分は筍の生長に使われ、古い葉は黄色になり、やがて落葉します。参加者は、葉の擦れる音さえ聞こえる竹林独特の静けさの中、斜面に積もった竹の葉を踏みしめながら活動を楽しんでいました。

 作業終了後は、食堂で筍ごはんや若竹煮などがふるまわれ、参加者は舌鼓を打っていました。

 今年度の竹の環プロジェクト秋編は、10月16日(土曜日)の予定です。


筍堀り

竹林間伐作業

竹林整備終了後の記念写真