京都大学市民講座を開催しました。(2010年2月13日・20日)

京都大学市民講座を開催しました。(2010年2月13日・20日)

 京都大学市民講座は、本学の学術研究の一端を広く社会一般に公開し、社会人の教養と文化の向上に役立つことを目的とする公開講座で、今回で31回目の開催となります。

 今回の市民講座はメインテーマを「政権交代」と定め、2日間にわたり、合わせて4名の講師が講演を行いました。
  1日目の2月13日は法学研究科の待鳥聡史 教授による「制度分析から考える政権交代:日本とアメリカ」、人文科学研究所の山室信一 教授による「政権交代と政治改革の間-思想史からの眼差し」、2日目の2月20日は公共政策大学院の秋月謙吾 教授による「政権交代と官僚制:8.30ショックは霞ヶ関をどう揺るがせたか」、公共政策大学院の佐伯英隆 特別教授による「国際通商交渉分野における政権交代の影響」の講演がありました。2日間で約350名の参加があり、各講演後には活発な質疑応答が行われ大変盛り上がりました。

 参加者からは「新聞、テレビではとても知り得ない貴重なお話を数多くお話しいただき大変勉強になりました。」「時流にあった話で、大変興味深く面白く聞かせていただきました。」などの感想が寄せられました。


法学研究科 待鳥教授

人文科学研究所 山室教授

公共政策大学院 秋月教授

公共政策大学院 佐伯特別教授