「若者の薬物問題について考える講演会」を開催しました。(2009年12月9日)
京都大学と京都市こころの健康増進センターとの共催により、「若者の薬物問題について考える講演会」を京大会館にて開催し、学校・大学・教育委員会等の関係機関や一般の方々を含め約140名の参加がありました。
はじめに、上岡陽子 ダルク女性ハウス代表から、「トラウマと依存症-若者・著名人の薬物乱用事件を考える」と題して講演がありました。若者が薬物やアルコール等の依存症に陥ってしまう背景や、その後、心や身体の回復のためには家族や友人だけでなく周囲の様々な応援団作りが大切であることについて、ダルクでの活動やご自身の体験を交えて話されました。
続いて、加藤武士 京都ダルク施設長から「裏側の感情」と題しての講演と、薬物依存からの回復を目的に同施設にて1日に1~2回程度実施されている「モデルミーティング」が当事者等6名により紹介されました。
![]() 講演をする上岡氏 | ![]() 説明をする加藤氏 |
![]() 会場の様子 |