「躍動感ある動作を特長とするヒューマノイドロボット「ロピッド」(ROPID)」完成記者発表を開催しました。(2009年10月27日)
京都大学ベンチャー・ビジネス・ラボラトリー(VBL)では、業務の一環として京都大学関係者(学生,教職員)の起業およびその後の活動支援を行っています。今回、京都大学発ベンチャーで、VBL入居ベンチャーである株式会社ロボ・ガレージ(代表取締役 高橋 智隆氏)が、2007年に京都大学を通じて出願していた特許技術を基に、「走る」「ジャンプ」といった素早い動作を特徴とするヒューマノイドロボット「ロピッド」(ROPID)を開発し、VBL棟内で記者発表を行いました。
まず、VBL施設長の松重和美 教授の他、今回のロボット製作に協力された株式会社レイトロンおよびヴィストン株式会社の関係者から挨拶、説明がありました。開発者高橋智隆氏からは、開発コンセプトおよびジャンプを可能とする新たな技術の説明があり、その後実際にロピッドの動作デモンストレーションが行われました。音声認識を利用した動作開始や、8cmを超えるような安定感あるジャンプをするロピッドに大きな関心が示されました。当日は、テレビや新聞等のマスコミ約20社からの取材があり、その夜からはインターネットも含み各種報道が多く行われました。
![]() ROPID | ![]() ジャンプするROPID |
![]() デモンストレーションの様子 | ![]() 取材に応じる高橋氏 |