京都大学グローバルCOE「知識循環社会のための情報教育研究拠点」(拠点リーダ:田中克己教授)では、カリフォルニア大学バークレー校インフォメーションスクール(University of California, Berkeley, School of Information)(学部長:アナリー・サクセニアン教授)と、共同研究および学生交流を目的としたワークショップを開催しました。
ワークショップの初日は、共同研究構築に向けた双方からの研究発表が行われました。カリフォルニア大学バークレー校インフォメーションスクールからは4件、京都大学側からは5件の研究内容・提案が発表され、情報の信頼性評価や情報リテラシー促進など、情報学を中心とした様々な技術の連携に基づくコラボレーションについて深い議論を行いました。
2日目は、カリフォルニア大学バークレー校が誇るCITRIS(Center for Information Technology Research in the Interest of Society)やBerkeley Center for New Mediaなどを訪問の後、Ph.D. Roundtableとして京都大学グローバルCOEプログラムで選抜された博士後期課程の学生4名と、カリフォルニア大学バークレー校インフォメーションスクールから選抜された博士後期課程学生4名による現在の研究内容および研究提案の発表が行われ、活発に議論されました。
また、Research Collaboration Discussionでは、双方からの発表をベースとして共同研究の可能性について議論を行いました。
今回のワークショップのような取り組みにより、情報学を中心とした複合学際領域での学術交流が活発化され、学生交流も積極的に行われるようになると期待されます。
![]() 共同研究構築に向けた研究発表の様子 | ![]() Ph.D. Roundtableにおける発表後の議論の様子 |
![]() Lunch with Faculty and Ph.D. students後の記念写真 |