JST「平成21年度地球規模課題対応国際科学技術協力事業」に本学から中川一 防災研究所教授の研究課題が採択されました。(2009年5月11日)
科学技術振興機構(JST)は、地球規模課題対応国際科学技術協力事業における平成21年度新規採択研究課題として、環境・エネルギー分野から12件、防災分野から5件、感染症分野から4件の計21件を決定し、本学からは、中川一 防災研究所教授の研究課題が採択されました。
同事業は、JSTが科学技術と外交を連携し、相互に発展させる「科学技術外交」の強化の一環として、文部科学省・外務省の支援のもと、JSTと独立行政法人国際協力機構(JICA)が連携して実施するものです。開発途上国などのニーズをもとに、地球規模課題を対象とし、将来的な社会実装の構想を有する国際共同研究を政府開発援助(ODA)と連携して推進することによって、地球規模課題の解決および科学技術水準の向上につながる新たな知見を獲得することを目的としています。また、その国際共同研究を通じて、開発途上国などの自立的研究開発能力の向上と課題解決に資する持続的活動基盤の構築が図られます。
防災分野: 「開発発展途上国のニーズを踏まえた防災科学技術」
研究者 | 研究題目 |
中川 一 防災研究所 教授 | 「高潮・洪水被害の防止軽減技術の研究開発」 |
関連リンク
- 科学技術振興機ホームページ
「科学技術外交」の強化に向けた政府開発援助(ODA)との連携による国際共同研究-地球規模課題対応国際科学技術協力事業における平成21年度新規採択研究課題の決定-
http://www.jst.go.jp/pr/info/info634/index.html