原子炉実験所が「アトムサイエンスフェア2008」を開催しました。(2008年10月26日)

原子炉実験所が「アトムサイエンスフェア2008」を開催しました。(2008年10月26日)

実験に見入る子供たち

 原子炉実験所で「アトムサイエンスフェア2008」が開催されました。このイベントは、小学生から一般の方まで、地域住民の方々に広く科学に興味を持っていただくため、地元自治体(熊取町、泉佐野市、貝塚市)の教育委員会等の協力を得て、2002年度から継続して実施しているもので、今回が第7回目になります。

 今回も受付を開始して数日で申込みが50名に達しましたが、できるだけ多く参加してもらえるように予定人数を超えて受付けました。

 当日はあいにく小雨が降る空模様でしたが、足もとの悪い中、小学生、中学生、高校生とその付き添いの保護者を含めて多くの参加がありました。

 今回は、2つの実験コーナーと体験コーナーを設け、昨年と同様に参加者がすべてのコーナーを順次体験し、楽しんでいただけるようにしました。それぞれのコーナーでは、多くの方が目を輝かせて実験を見守り、驚きを体験して歓声を上げ、熱心に質問する参加者もいて、大盛況のうちに終了しました。

 最後に、実行委員長の三島 嘉一郎教授から一人一人に「アトムサイエンス博士」と書かれた修了証が手渡されました。今回の実験教室を通して科学に関心を持つ方が少しでも増えれば幸いです。