医学部附属病院職員のA型インフルエンザ感染について
※ 内容を一部追加しました。(2009年8月26日)
2009年8月24日
医学部附属病院の看護師6名が発熱などの症状を訴え、うち4名からA型ウイルスの陽性反応が確認されました。状況から判断して、新型インフルエンザの可能性が高いと考えられます。
この6名は小児病棟の看護師で、8月20日に1名、22日及び23日に各2名、24日に1名が発熱症状を訴え、うち4名(22日の1名、23日の2名、24日の1名)(※)から簡易検査によりA型ウイルスの陽性反応が確認されました。
感染経路は特定できておりませんが、8月19日に当該病棟において病棟行事があり、終了後に行ったミーティングにこのうちの5名が参加していることから、その際に感染した可能性が考えられます。また、24日に発症の1名については感染ルートは明らかではありません。
病棟行事やミーティングに参加した患者や職員をはじめ、当該病棟の患者及び職員の健康状況を確認しましたが、現時点では6名以外の感染は確認されておりません。
なお、当該看護師と密に接触をした患者のうち、特に発症すると重症化する危険の高い12名に対してタミフルの予防投薬を開始しました。
また、当分の間、小児病棟に入院している患者の院内学級への登校を休止することとしました。
なお、これらのことについては入院患者に周知し、感染拡大防止についての協力を依頼するとともに、全職員に対し感染防止策の強化について徹底を図りました。
※再検査で24日の1名は簡易検査陰性と判明