メタボリックシンドローム進展予防を目的とした保健指導(試行)を実施します。
2008年8月21日
保健管理センター
代謝症候群(メタボリック・シンドローム)は、内臓肥満に加えて脂質の異常、高血圧、高血糖を様々な程度に併せ持つ病態で、心筋梗塞・狭心症、脳卒中、末梢動脈閉塞症など将来の多様な心血管病を惹起するものとして注目を集めています。
保健管理センターでは、労働安全衛生法に基づく定期健康診断(人間ドックを含む)の事後措置として、40 歳以上の該当職員に、代謝症候群に関連する疾病の予防を狙った保健指導を試行します。併せて、保健指導の中で有効な実施方法に関する学術的検討を行います。
今回の保健指導対象者
対象者の方には、7 月末以降に学内便で保健指導の案内文書をお送りいたします。
※健康診断を受検されなかった方でも、上記の基準を満たす場合は保健指導を受けられますので、
保健管理センター
メール:hoken-project*umin.ac.jp(*を@に変えてください)
内線 吉田2426
までご連絡下さい。
宇治・桂地区の方についてはご要望に応じ、当該キャンパス内で保健指導を受けることが可能です。
保健指導の概要
- 電子メールによる個別支援とWeb上でのグループ支援のいずれかを受けていただきます。(学術的検討のため、保健管理センターで指定します。)
- いずれの方法であっても、3ヶ月間にわたって管理栄養士に減量支援を受けていただき、1週間ごとの目標達成状況や体重を所定画面に入力していただきます。
- 経過中の体重・腹囲を測定し、食生活やその他の行動について質問票でお伺いいたします。
- 減量支援終了後3ヵ月間、自己管理をしていただきながら経過観察します。
- 減量効果について詳細に検討し、成果をお返しします。