※ ポスターを追加しました。(2010年10月8日)
京都大学フィールド科学教育研究センターでは、森里海連環学を基礎にして、豊かな自然環境の復活とその持続可能な利用の実現を目指しております。
今年度の時計台対話集会は7回目にあたります。今回は、これまでの対話集会の中締めとなるような、未来を指向するテーマを掲げました。未来を末永く担うのは現役世代ではなく次世代です。森里海連環学の理念を持って実践する次世代をはぐくむ教育、人づくりこそが、日本の豊かな生態系や持続可能な自然の利用を実現するうえで不可欠であり、現役世代の責務でもあります。基調講演では、森里海連環学の中心的な提唱者である国際高等研究所フェロー 田中 克氏と、森を通した環境学習に携わってこられたフィールドソサイエティ-事務局長 久山 慶子氏にお話しいただきます。また、「森里海連環学」との社会連携や文筆活動を通して、いくつもの ”流域”での活動を続けてこられた作家 天野 礼子氏、京都大学で森里海連環学実習を担当されている上野 正博氏にもパネリストとしてご登壇いただきます。
これらの方々と共に、豊かな自然環境を復活させ維持していく次世代の人づくりについて、理想や現実、問題点などを、会場の皆様と一緒に活発に議論したいと考えております。
日時
2010年11月20日(土曜日) 13時30分~17時00分
場所
京都大学百周年時計台記念館 百周年記念ホール
対象
森里海連環学や自然・環境教育に関心のある方
申し込み方法
参加費は無料です。参加申し込みは不要です。直接、百周年時計台記念館にお越しください。
プログラム
総合司会 吉岡 崇仁 (京都大学フィールド科学教育研究センター 教授) | |
13時30分 | 開会挨拶 白山 義久 (京都大学フィールド科学教育研究センター長) |
13時40分 | 来賓挨拶 江﨑 信芳 (京都大学理事・副学長) |
13時45分 | 基調講演 I 田中 克 (国際高等研究所フェロー) 「森里海連環教育の目指すところ-ムツゴロウとオランウータンの会話」 |
14時25分 | 基調講演 II 久山 慶子 (フィールドソサイエティー事務局長) 「子どもたちと森で学んだこと」 |
14時55分 | 休憩 |
15時10分 | 講演 天野 礼子 (作家) 「“森里海連環学”と社会連携」 |
15時:30分 | 報告 上野 正博 (京都大学フィールド科学教育研究センター 助教) 「まず大人が変われ...日本のフィールド教育」 |
15時45分 | パネルディスカッションおよび会場との対話 パネリスト 田中 克・久山 慶子・天野 礼子・上野 正博 コーディネーター 白山 義久 (京都大学フィールド科学教育研究センター長) |
16時55分 | 閉会挨拶 柴田 昌三 (京都大学フィールド科学教育研究センター 教授) |
17時00分 | 閉会 |
主催
京都大学フィールド科学教育研究センター
後援
京都府教育委員会、京都市教育委員会、フィールドソサイエティー
協賛
全日本空輸株式会社、NPO法人エコロジーカフェ、株式会社村田製作所、サイファーアソシエーツ株式会社
問い合わせ先
京都大学フィールド科学教育研究センター 企画情報室
E-mail: joho*kais.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)
電話: 075-753-6420