定員に達しましたので、参加者の募集は締め切りました。
2008年6月5日(木曜日)、6日(金曜日)
新宿コズミックセンター(東京都新宿区)にて
http://www.regasu-shinjuku.or.jp/
お申込は inclusive24*symlab.sys.i.kyoto-u.ac.jp(*を@に変えてください)
ユーザ参加型デザインワークショップにご関心のある方を募集しています!
インクルーシブ(包摂)とは、高齢者や障害のある人などこれまでデザインのメインターゲットから排除(Exclude)されてきた、特別なニーズを抱えた利用者をリードユーザとしてデザインプロセスに迎え、概念設計から提案に至る全工程に積極的に巻き込んでいくデザイン手法です。
リードユーザと5~6名の参加者で1チームをつくり、丸一日かけて、気づきを得るところから一つのデザインアイデアを提案するところまで、インクルーシブデザインの理念と手法を実際に体験していただくことを目的としています。
このワークショップでは、2日間ご用意しておりますが、連日ご参加いただいても、一日だけのご参加でも、それぞれ異なる学びを得ていただけるようカリキュラムを工夫いたしております。
今回のテーマは、「健康」と「生涯学習」の2つです。
- 「健康」では、家庭での健康管理から散歩や軽いスポーツを想定した場合に、リードユーザが遭遇する困難や、これに対する工夫をともにみつけていきます。
- 「生涯学習」では、カルチャーセンターや大学の市民講座の情報を得て、いざ当該施設まで向かう場合に、リードユーザが遭遇する困難や課題についてともに考えます。
デザイナやエンジニア、学生だけでなく障害のあるユーザ、参加するすべての人にとって新たな“気づき”が得られる機会です。 ぜひ一度体験ください。
主催: | 京都大学GCOEプログラム(知識循環社会) 財団法人たんぽぽの家(奈良) |
共催: | エイブル・アート・ジャパン 早稲田大学創造理工学部 三輪研究室,菱山研究室 |
日時: | 2008年6月5日(木曜日)、6日(金曜日) *今回は1日で気づきからデザイン提案まで体験いただけますので、1日だけのご参加も可能です。ただ、2日間で学びの力点を変えており、2日ともご参加いただくことで、インクルーシブデザインをより多面的にご理解いただけると思います。ご都合がつく場合には、是非2日間ともご体験ください。 |
場所: |
新宿コズミックセンター 所在: 新宿区大久保3-1-2URL: http://www.regasu-shinjuku.or.jp/ http://www.regasu-shinjuku.or.jp/sisetu/sisetu-2.html アクセス: http://www.regasu-shinjuku.or.jp/map/cosmic_plaza.html J 高田馬場(JR/地下鉄東西線/西武新宿線)下車徒歩17分 都バス 新宿コズミックセンター前又は都立障害者センター前〉下車徒歩1分 高田馬場から(高71)、新宿西口から(早77)、池袋・渋谷から(池86) |
募集人数: | 各日25名ていど |
参加費: | お弁当代、材料費など実費分をいただきます。
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テーマ: | 「健康」と「生涯学習」 |
当日の進行: | 「気づく」、「気づきを集める」、「創る・つくる」、「魅せる」、という4つのステップでワークショップを進めます。まず、リードユーザやデザイナ、エンジニア、学生が5~6名で1グループを構成します。グループのメンバとともにリードユーザの生活の中での困難や工夫を発見し、次に各自の気づきを集めます。 そこから新しく具体的なデザインアイデアを生み出し、グループの気づきを多くの方に魅せるプレゼンテーションをめざしていただきます。 |
申込方法: | 電子メール、FAX、お電話のいずれかでお申込ください。
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- ワークショップの運営、ファシリテーションに関心のある方は、スタッフ参加も歓迎しております。ワークショップの運営方法にご関心のある方はその旨、追記ください。
- 申込は定員に達し次第締切りますので、お早めにお申し込みください。
また、お送りいただいた個人情報は、本イベント関連のご連絡のみに使用いたします。
ご不明な点は以下までお問い合わせください。
京都大学インクルーシブデザインユニット
担当:水町(ミズマチ)、塩瀬(シオセ)
E-mail: inclusive24*symlab.sys.i.kyoto-u.ac.jp(*を@に変えてください)
Tel/Fax: 075-753-3398
**インクルーシブデザインについて**
インクルーシブデザインの世界的研究センターは、ロンドンのイギリスの英国王立芸術学院(Royal College of Art)にあります。
RCAでは、市民団体やNPO法人と積極的に協創的関係を築き、特別なニーズを抱えた消費者が引け目を感じることのない、市場のメインストリームを占めることができるようなデザインを次々発信しています。広義のユニバーサルデザインとは非常に近しい概念ですが、ワークショップ運営を中心とする具体的なデザイン方法論が、世間の関心を集めています。