ケーススタディ

ケーススタディ

ここでは京都大学の派遣留学協定締結先の米国のペンシルベニア大学とドイツのベルリン自由大学を例にとりながら、どのように留学のための準備を進めていくのかを考えてみます。例示はあくまでも、皆さんのイメージに役立つように、必要な準備や手続きを大まかに述べたものです。実際の手続きにあたっては、最新情報を必ず確認し、間違いのない手続きを行ってください。

ペンシルベニア大学への派遣留学のケース

留学時期:2010年夏から2011年5月頃まで

2009年春 米国への留学を希望する。所属学部の事務室に、単位認定に関する事前相談を行う。情報収集を開始する。TOEFLの試験準備を開始する。パスポートを取得しておく。
TOEFLの試験を受けてみる。十分な成績でないので、もう一度受験することとする。
ペンシルベニア大学(以下「Penn」)に希望校を絞る。TOEFLの試験を受験する。
2009年初秋 在籍学部に派遣推薦のための学内選考への申請書を提出する。
京都大学内での選考に合格。
2010年初頭 京都大学経由でPennに申請書類を送る(Pennはオンライン申請後、必要書類を京都大学経由で提出)。
20010年春 寮の申し込みを行う。
2010年初夏 ペンシルベニア大学への入学許可書が来る。この直後、米国領事館にビザの申請を行う。航空券、保険、到着時当座のホテル、外貨を手配する。所属の学部・大学院事務室に渡航届(願)等を提出し、緊急連絡先を届けておく。
2010年8月ごろ 出発。到着後ホテルに入り、大学を訪問し必要な手続きをとる。日本国領事館登録、住民登録、外国人登録等の手続きをする。入寮。銀行口座の開設。日本からの送金を手配する。
2010年9月 秋学期開始。授業をいろいろと試して、興味のある授業に登録をする。
2010年冬 クリスマス休暇開始。勉強の遅れを取り戻す時間をとりつつ、米国内を旅行する。
2011年初頭 春学期開始。再び授業登録。
2011年春 一週間の春休み中に国内旅行
2011年初夏 日本への帰国
帰国後 京都大学で単位認定申請

参照ページ The University of Pennsylvania(外部リンク)

ドイツのベルリン自由大学への派遣留学のケース

2009年初め ドイツへの留学を希望する。所属学部の事務室に、単位認定に関する事前相談を行う。情報収集を開始する。ドイツ語の試験準備を開始する。(ゲーテインスティ チュートへ通い、中級コース程度を終了するのが目処。)英語の試験(TOEFL等)も受けておくとよい。パスポートを取得しておく。
2009年夏 ベルリン自由大学に希望校を絞る。
2009年初秋 在籍学部・院に派遣推薦のための学内選考への申請書を提出する。
京都大学内での選考に合格。
2010年初夏 京都大学経由でベルリン自由大学に願書提出。
2010年夏 受け入れ通知受領。寮の申し込みを行う。航空券、保険、到着時当座のホテル、外貨を手配する。所属の学部・大学院事務室に渡航届(願)等を提出し、緊急連絡先を届けておく。
2010年秋 出発。到着後ホテルに入り、大学を訪問し必要な手続きをとる。日本国領事館登録、住民登録、外国人登録等の手続きをする。入寮。銀行口座の開設。日本からの送金を手配する。
一カ月の大学の語学準備コースに通う。
冬学期開始。授業をいろいろと試してみて、興味のある授業に登録をする。
2010年冬 クリスマス休暇開始。勉強の遅れを取り戻す時間をとりつつ、EU内を旅行する。
2011年春 期末試験。その後の休暇中に、再び国内旅行。
夏学期開始。再び授業登録。
2011年初夏 夏学期試験。終了後、日本への帰国手続きをすませ帰国。
帰国後 京都大学で単位認定申請

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