On-site Laboratoryを新たに6件認定しました。(2019年7月23日)

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このたび、本学は、指定国立大学法人構想において取り組みの1つに掲げ、昨年9月に制度化したOn-site Laboratory事業について、今年度の学内公募・審査を行った結果、下表に示す6件を新たにOn-site Laboratoryとして認定しました。昨年度認定した5件とあわせ、On-site Laboratoryの総数は計11件となりました。

On-site Laboratoryは、海外の大学や研究機関等と共同で設置する現地運営型研究室で、海外機関等と活発な研究交流を行い、世界をリードする最先端研究を推進するとともに、優秀な外国人留学生の獲得、産業界との連携の強化等、大学への波及効果が見込める様々な取組の実現を目指し、本学が世界の有力大学に伍して第一線で働けるだけの基盤や体制を強化することを目的としています。

昨年9月にOn-site Laboratory制度を創設し、学内公募、審査を経て、12月に既に5件を認定しています。今年度は、本制度の創設以来2回目となる公募を実施し、化学研究所の「京都大学上海ラボ」、霊長類研究所の「マケレレ大学遺伝学・フィールド科学先端研究センター」、iPS細胞研究所の「グラッドストーン研究所iPS細胞研究拠点」、高等研究院の「量子ナノ医療研究センター」、「比較認知科学ラボラトリー」、「統合バイオシステムセンター」の6件を認定することとなりました。

今後、On-site Laboratoryとして認定された施設の活動を通して、本学の研究力、人材育成力の強化、及び世界の有力大学に伍するだけの体制や基盤の強化につなげるとともに、我が国の成長とイノベーションの創出にますます貢献していきたいと考えています。

認定された6件について

名称 実施部局 相手方機関 設置時期
京都大学上海ラボ 化学研究所 復旦大学(中国) 2019年9月
マケレレ大学遺伝学・フィールド科学先端研究センター 霊長類研究所 マケレレ大学(ウガンダ) 2019年8月
グラッドストーン研究所iPS細胞研究拠点 iPS細胞研究所 グラッドストーン研究所(アメリカ) 2019年9月
量子ナノ医療研究センター 高等研究院
物質-細胞統合システム拠点
カリフォルニア大学ロサンゼルス校(アメリカ) 2019年10月
比較認知科学ラボラトリー 高等研究院 ソルボンヌ・ヌベル大学(パリ第3大学)(フランス) 2019年7月
統合バイオシステムセンター 高等研究院
物質-細胞統合システム拠点
中央研究院(台湾) 2019年12月

詳細については、以下の概要資料をご覧ください。

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