監事ノート(2)(2013年4月22日)

監事ノート(2)(2013年4月22日)

 監事に就任してから1年目が終わりました。今回は、平成24年度の臨時監査結果と平成25年度監事監査計画等について報告します。

 臨時監査は、大学の価値向上と社会的責任の推進という点に重点を置いて、平成24年7月から平成25年1月の間に実施しましたが、本部担当部門および該当部局の協力により、初期の計画どおり進めることができました。次の3テーマについてテーマごとに、監査対象部局(5~6部局)と監査項目(5~6項目)を決め、監査項目についての質問事項への回答書とヒアリングによって監査を行いました。

  1. 共通教育と専門教育の連関への取り組み
  2. 競争的資金獲得に対する支援強化への取り組み
  3. 経費削減への取り組み

 監査結果に対する監事意見は、「P-D-C-Aによる価値向上」の視点から、今後の大学運営に資するべく意見を述べていますが、これらについては、関係部門でご検討いただき、大学運営に活かしていただくことを期待しています。

 また、8月からは、監事監査で訪問できない部局(27部局)を訪問し、部局長等との意見交換と現場視察を通して、それぞれの部局の運営形態と業務内容等の実態を見聞させていただきました。これらについては、今後の監事監査に役立ててまいります。

 平成25年度の監事監査計画については、監査の形態と監査時期等は昨年度と同様としていますが、臨時監査については、新たに、4テーマ、「学士課程および修士課程の導入的プログラムの充実への取組」、「博士後期課程修了者の進路選択支援への取組」、「産官学連携のグローバル化への取組」、「事務改革への取組」を定めて監事監査を行うこととしています。

 本学が掲げる理念・目標を達成する観点から、本学業務の適正かつ効率的な運営に資するため、監査室および会計監査人と連携して監事監査を実施してまいります。引き続き、関係各位のご協力とご支援をお願いします。

監事 江島義道
監事 奥 正之