第5回乳がん市民公開講座「乳がんってどう診断するの?」

第5回乳がん市民公開講座「乳がんってどう診断するの?」

 このたび、医学部附属病院 乳腺外科では乳がんの診断と検診をテーマに講演会を開催します。一般市民の方も含め多数のご参加をいただきますよう、よろしくお願いします。

日時

平成24年10月14日(日曜日)13時00分~15時30分(開場12時30分)

場所

メルパルク京都 5階会議室A
(所在地:京都市下京区東洞院通七条下ル東塩小路676番13)

定員

約150名(先着順)

演題

乳がん診断ってどんなもの?

司会・講師

【第一部 基調講演】

司会:戸井雅和(京都大学医学部附属病院 乳腺外科 教授)
講師:長尾育子(岐阜県総合医療センター 乳腺外科)
芳林浩史(日本赤十字社和歌山医療センター 乳腺外科)
片岡正子(京都大学医学部附属病院 放射線科)
三上芳喜(京都大学医学部附属病院 病理診断部)
 

【第二部 質疑応答】

司会:杉江知治(京都大学医学部附属病院 乳腺外科 准教授)
パネリスト:長尾育子、芳林浩史、片岡正子、三上芳喜

講演概要

 乳がんは我が国における女性悪性新生物の1位をしめ、死亡率も年々増加傾向にあります。一方、欧米では罹患率は我が国の4倍程度と依然多いものの、死亡率はむしろ減少傾向にあるとされ、その理由として乳がん検診の普及による早期乳がんの増加があげられています。欧米の乳がん検診が70~80%に達しているのに対し、我が国では20~30%にすぎず、早期診断によって死亡率は低下することを官民あげて啓発していくことが重要と考えています。今回の市民公開講座では、「乳がんの診断と検診」についてマンモグラフィー、超音波、MRIの各専門家から画像診断の実情と検診の重要性を説明させていただきます。さらに、病理医からは乳がんの特徴について分りやすく解説、参加者に早期診断の重要性を認識していただきたいと考えています。後半は、おもに会場からの質疑応答に時間をとり、市民参加型の討論会を行います。

対象

どなたでもご参加いただけます。

参加費

無料

申し込み

不要(当日、直接会場受付にお越しください)

問い合わせ先

京都大学医学部附属病院 乳腺外科
TEL: 075-751-4327

主催

京都大学医学部附属病院乳腺外科・京都大学外科交流センター

共催

がんプロフェッショナル養成基礎推進プラン

協賛

ピンクリボン京都

後援

京都府医師会、NPO法人OOTR、あけぼの会京都支部、NPO法人京都がん医療を考える会