流域災害研究センター本館
かねてから防災研究所の「産官学国際拠点」として、宇治川オープンラボラトリー(京都市伏見区横大路)内に建設を進めていた附属流域災害研究センター本館が本年10月末に完成しました。また、宇治川オープンラボラトリーは、前身の宇治川水理実験所の時代も含めると、今年で六十周年の節目を迎えることとなりました。これらを記念して、同ラボラトリー内で本館竣工記念式典および宇治川オープンラボラトリー六十周年記念式典を関係者一同で挙行しました。
最初に同センターの本館玄関前において本館竣工を記念して、代表者によるテープカットを行った後、本館1階の式典会場にて、大志万直人 防災研究所長の開式挨拶、江﨑信芳 理事・副学長の式辞、都外川一幸 文部科学省大臣官房文教施設企画部計画課整備計画室長補佐(前本学施設部施設企画課長)の挨拶を行いました。続いて、今本博健 本学名誉教授の祝辞の後、祝電披露があり、閉式に当たり中川一 同センター長から、今後、本施設を拠点として、流域の視点にたった災害の予測・防止・軽減に関する研究教育活動を推進する旨の挨拶を行いました。
続いて、関係教員の案内で同センターの本館をはじめ、第1~第4実験棟実験施設の紹介を兼ねた見学会を実施しました。
夕刻の祝賀会は、中川センター長の開会挨拶、西阪昇 理事・副学長の祝辞、関口秀雄 本学名誉教授の祝辞、水山高久 農学研究科教授の乾杯挨拶、藤原清司元技術職員・吉田義則元技術職員から同ラボラトリーの還暦に合せた懐かしい写真の紹介とともに60年間の想いが語られ、和やかな雰囲気で懇談に入りました。
記念式典と交流会には、同センターやラボラトリーの設立から関わりの深い、国、自治体の関係者、国内の研究者、本学の理事を始め、名誉教授、研究科、研究所の教員や元教職員など、約112名の出席がありました。
![]() 左から、大志万所長、江﨑理事・副学長、都外川前課長、今本名誉教授 | |
![]() 左から、西阪理事・副学長、関口名誉教授、水山教授、中川センター長 | |
![]() 見学会の様子 | ![]() 祝賀会の様子 |
![]() 集合写真 |