森林科学公開講座「人・木・森」を開催しました。(2013年10月26日・27日)

森林科学公開講座「人・木・森」を開催しました。(2013年10月26日・27日)

 生存圏研究所と農学研究科森林科学専攻の共催により「平成25年度京都大学森林科学公開講座」を開催しました。

 この公開講座は、私たちにとって森林や樹木、木材がいかに重要であるかを深く理解してもらうことを目的として、毎年開催しています。

 今年は、「人・木・森」をテーマとし、1日目は里山や木製文化財、木に囲まれた居住環境といった日本の風土で育まれた文化的側面から、木を身近に感じてもらい、さらに広がる森の世界について5人の講師が講演を行いました。

 また2日目は、法隆寺五重塔の心柱標本が展示されている材鑑調査室の見学のほか、「レンズで覗いてみよう木の世界」、「萬福寺で見る「人・木・森」のつながり」、「シロアリという生き物を解剖する!」という三つのコースに分かれて実習を行いました。

 2日間で延べ50名を超えた参加者は熱心に受講し、森や木の大切さを知る秋の1日となりました。


熱心に講演を聞いている参加者