寄附講座「災害リスクマネジメント工学(JR西日本)講座」を新設しました。(2013年2月6日)

寄附講座「災害リスクマネジメント工学(JR西日本)講座」を新設しました。(2013年2月6日)

京都大学工学研究科では、平成25年4月1日より寄附講座「災害リスクマネジメント工学(JR西日本)講座」を新設することになりました。

寄附講座「災害リスクマネジメント工学(JR西日本)講座」の概要

設置年月日
(寄附受入期間)
平成25年4月1日
(平成25年4月1日~平成28年3月31日)
大学名(研究科名) 京都大学(工学研究科)
寄附講座の名称
(英文名)
災害リスクマネジメント工学(JR西日本)講座
(Disaster Risk Management Engineering (WEST JR) )
寄附者 西日本旅客鉄道株式会社
寄附者の概要 (1)設立年月日:昭和62年4月1日
(2)資本金:1,000億円
(3)本社所在地:大阪市北区芝田二丁目4番24号
(4)事業内容:旅客鉄道事業、その他
寄附予定額 総額9,000万円
寄附方法 分割寄附
寄附の時期 平成25年3月~平成27年3月
担当教員 特定教授 1名
特定准教授 1名
研究目的 鉄道のような広域に亘るインフラ設備を維持・管理する事業者においては、巨大化、広域化、長期化する近年の自然災害に対して、総合的な設備管理手法を確立する必要があり、平成20年度から社会基盤安全工学(JR西日本)講座を開設し研究を進めているところであるが、その研究内容はハード対策が主体であった。今後、事業者のさらなる安全性の向上に向けては、避難などのソフト対策を含む減災や早期復旧・復興などに有効な多面的な防災対策が必要である。このような状況に鑑み、本寄附講座においては、自然災害に対する防災、減災、早期復旧・復興を目的としてより安全な市民生活に貢献し、併せて道路、鉄道、河川等、防災インフラを有する分野への展開、活用も図るものとする。
研究内容 自然災害を対象としたリスクマネジメント工学
研究課題 ・自然災害(巨大地震、大津波、ゲリラ豪雨、竜巻等)におけるリスクマネジメントに関する研究
・災害時の情報伝達、避難等のソフト対策に関する研究
・防災インフラの管理に関する研究