第7回京大病院iPS細胞・再生医学研究会を開催しました。(2013年1月25日)

第7回京大病院iPS細胞・再生医学研究会を開催しました。(2013年1月25日)

 医学部附属病院は、京大病院iPS細胞・再生医学研究会を芝蘭会館にて開催しました。同研究会は、同院におけるiPS細胞、ES細胞および体性幹細胞等を用いた再生医学研究の向上ならびに成果の普及を図り、ひいては医療の発展に貢献することを目的として、平成21年11月に発足したものです。第7回目となる今回の研究会では、学内外から110名余りの参加がありました。

 研究会では、三嶋理晃 病院長の開会挨拶の後、篠澤忠紘 氏(武田薬品工業株式会社 医薬研究本部薬剤安全性研究所)より「ヒトiPS細胞の薬剤安全性評価への応用‐現状と期待される利用法について‐」について、後藤慎平 氏(医学部附属病院 呼吸器内科)より「ヒトiPS細胞を用いた呼吸器再生研究」について、長船健二 iPS細胞研究所 准教授より「iPS細胞を用いた腎臓再生と新規疾患モデルの作製」について、江藤浩之 iPS細胞研究所 教授より「iPS細胞技術を用いた血液製剤開発」について、それぞれ一般講演を行いました。

 引き続き、小寺秀俊 理事・副学長より「細胞実験用マイクロデバイスに関して」について特別講演を行いました。

 


開会挨拶を行う三嶋病院長

小寺理事・副学長による特別講演