総合博物館平成24年度特別展「ウフィツィ・ヴァーチャル・ミュージアム」を開催中(2013年1月23日)

総合博物館平成24年度特別展「ウフィツィ・ヴァーチャル・ミュージアム」を開催中(2013年1月23日)

※ 3月17日までの会期を1週間延長しました。(2013年3月6日)

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ようこそ「ウフィツィ・ヴァーチャル・ミュージアム」へ

 総合博物館では、1月16日(水曜日)から3月24日 3月17日(日曜日)まで、平成24年度特別展「ウフィツィ・ヴァーチャル・ミュージアム」を開催しています。

 芸術の都イタリア・フィレンツェのウフィツィ美術館所蔵の傑作を最先端のデジタル技術によって再現しました。伝統と革新の融合、それはフィレンツェと京都の文化に共通の特徴でもあります。アートとテクノロジーの対話のひとつの未来形、そしてリベラル・アーツの真髄がここにあります。

 今回の展覧会は、デジタル画像だからこそ見えてくる名画の意外な細部を心行くまで鑑賞し、最先端の科学技術によって新たに甦った人類の偉大なる遺産を味わっていただくとともに、過去と未来、アートとサイエンスとをつなぐ虹のかけ橋となることを期待しています。

 開催に先立ち行った内覧会・レセプションには、学内外約150名の出席がありました。内覧会は、大野照文 総合博物館長の司会で始まり、本展覧会の主催部局の冨田恭彦 人間・環境学研究科長による挨拶、監修担当の岡田温司 同教授による展示品の解説を行いました。出席者は、最先端のデジタル技術を肌で感じ、タッチパネルの映像に触れながら、興味深く熱心に鑑賞していました。

 また、ルイジ・ロマーニ イタリア文化会館大阪館長の挨拶で始まったレセプションでは、吉川潔 理事・副学長、門川大作 京都市長および川野薫 株式会社日立製作所関西支社長による挨拶、長尾真 名誉教授・元総長による乾杯の発声の後、新内研進派家元八代目の新内志賀 氏が「新内浄瑠璃」を三味線の弾き語りで披露され、会場は和やかな雰囲気に包まれました。

 なお、会期中は、毎週土曜日午後に展示解説を行い、2月9日(土曜日)には講演会「高精細画像で味わうルネサンスの名画」(講師:岡田教授)を開催します。

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左から 吉川理事、川野支社長、長尾名誉教授
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内覧会の様子 (左から岡田教授、門川市長、ロマーニ館長)
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展示会場の様子 (エレオノ―ラ・ディ・トレドとその息子ジョヴァンニの肖像)
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新内浄瑠璃 新内志賀氏の語り 
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展示会場の様子 (タッチパネル)