宇治キャンパスで総合防災訓練を実施しました。(2012年12月17日)
宇治キャンパスでは、宇治市東消防署の協力のもとに、花折断層を震源とする震度6の地震が発生したことを想定した総合防災訓練を行いました。
これは京都大学危機管理計画(地震編)に対応する訓練で、今回の訓練では、従来の避難訓練に、地震時の安否確認・情報伝達の要素を加え、負傷者や火災の発生等、現実的な想定のもと、組織的な避難誘導・情報伝達を総合的にシミュレーションしました。教職員で組織する自衛消防隊を中心に、その他の教職員、学生など総勢150名以上が参加し、初期消火や安否情報伝達、避難誘導、負傷者の避難補助や逃げ遅れ者の捜索等、様々な場面が設定され、参加者は、各自の役割を実践し、もしもの場合に備えました。
避難完了後は、宇治市東消防署の指導による消火器操作訓練も行い、参加者は熱心に説明を聞き、実際に消火器を手に取って体験しました。
訓練終了後には、津田敏隆 宇治地区世話部局長(生存圏研究所長)の挨拶、浦杉利彦 宇治市東消防署長からの講評の後、消防署の方と自衛消防隊を中心とした参加者との意見交換も行われ、盛況のうちに終了しました。
宇治キャンパスでは今回の訓練での反省点を、今後の宇治キャンパス危機管理計画に反映させていくことにしています。
![]() 想定された出火場所で初期消火をする参加者 | ![]() 安否情報を集計する対策本部の様子 |
![]() 津田所長による挨拶 | ![]() 熱心に消火器の操作方法の説明を受ける参加者 |
![]() 消防署の方との意見交換の様子 | ![]() 浦杉署長による講評 |