生存圏研究所がインドネシアイスラム大学土木工学・計画学部と部局間学術交流協定を締結しました。(2012年9月22日)

生存圏研究所がインドネシアイスラム大学土木工学・計画学部と部局間学術交流協定を締結しました。(2012年9月22日)


協定書に調印後握手を交わす津田所長(左)とMochamad Teguh学部長(右)

 生存圏研究所(Research Institute for Sustainable Humanosphere; RISH)は、インドネシアイスラム大学土木工学・計画学部(Faculty of Civil Engineering and Planning, Islamic University of Indonesia; UII-CE&P)と部局間学術交流協定を締結しました。調印式は、バンドン市内のホテルで行われました。

 調印式にはUII-CE&P側からMochamad Teguh 学部長をはじめとする4名が、またRISHからは津田敏隆 所長をはじめとする3名が参加しました。調印式に先立って、最初に津田所長からRISHの組織構成と研究概要が説明され、続いてMochamad Teguh 学部長からUII-CE&Pの概要が説明された後、津田所長とMochamad Teguh学部長が協定書に署名しました。調印式の後、インドネシア式昼食会を催し、両部局の更なる相互理解の発展と今後の共同研究などに関する話題で交流を深めました。

 UII-CE&PとRISHとの交流は、2007年7月にインドネシアのバンドン市で開催された第73回生存圏シンポジウムでの交流がきっかけで始まりました。その後、農学研究科森林科学専攻の博士後期課程に、UII-CE&Pの講師がインドネシア政府給費留学生として入学したことによって両部局の絆は深まり、RISHのスタッフがインドネシアで開催される木質科学関連の国際シンポジウム等に参加する機会を利用して、木造伝統建築に関する研究やUII-CE&Pでの特別講義などの実績を積み重ね、このたびの協定締結に至りました。

 両部局は、今回の交流協定の調印により、さらに強い協力関係を築いていくことになります。新たな共同研究やシンポジウムの実施、人物交流等を通して、学術研究の推進と教育活動の強化を図っていく予定です。


調印式参加者全員による記念撮影

調印式後の交流の様子