アジア研究教育拠点事業 第3回ステアリング委員会を開催しました。 (2012年7月16日)

アジア研究教育拠点事業 第3回ステアリング委員会を開催しました。 (2012年7月16日)

 工学研究科で実施している日本学術振興会アジア研究教育拠点事業「リスク評価に基づくアジア型統合的流域管理のための研究教育拠点」(交流先:マレーシア)に関連し、マレーシアのマラヤ大学でステアリング委員会を開催しました。

 委員会には、日本側は本学からコーディネーターの清水芳久 教授、米田稔 教授、中北英一 教授、小島一信 講師、金善ミン 講師、坂井伸光 研究員および学術協力課職員のほか、中村正久 滋賀大学教授、山本裕史 徳島大学准教授が出席しました。マレーシア側はマラヤ大学からコーディネーターのNik Meriam Nik Sulaiman教授、Azizan Baharuddin教授、Jamilah Mohammad教授、Faridah Othman准教授、Noor Zalina Mahmood講師、Azizi Abu Bakar職員、Yazlie Aizat職員、マレーシア国民大学からMazlin Mokhtar教授、Salmaan Inayat Hussain教授、Goh Choo Ta講師、マレーシア工科大学からZulkifli Yusop教授、Muhamad Ali Muhammad Yuzir講師が参加しました。

 本事業は平成23年度から開始した5年間の事業で、これまで多くの水環境問題を解決しリスク評価・流域管理システムを構築してきた日本の知識をマレーシアの研究者と共有し、新たに発生することが予測される重要な課題に対しての解決策を見いだすことを目的としています。

 ステアリング委員会は当該年度の交流・研究計画および実績を話し合うために毎年、両国でそれぞれ1度ずつ開催されています。最初にコーディネーターのNik教授、清水教授から挨拶があり、本事業における双方の協力に対する感謝とともに、今後の研究活動の進展への抱負が述べられました。今回の委員会では、マレーシアの三つの研究対象流域での今後の実施計画を中心に、今秋にマレーシアでの開催を予定しているシンポジウムについて活発に議論が行われました。

 また、会議後にはマラヤ大学構内にある工学研究科の京都大学マレーシア拠点オフィス(University of Malaya - Kyoto University Overseas Base in Malaysia for Education and Research)を訪問、翌日には研究対象流域セランゴールの視察を行い、充実した2日間の行程を終了しました。


コートルーム(マラヤ大学)での会議の様子

日本側参加研究者

マレーシア側参加研究者

コーディネーターの記念品交換(清水教授とNik教授)

会議参加者集合写真

 

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