アジア研究教育拠点事業 第2回ステアリング委員会を開催しました。(2012年3月16日)

アジア研究教育拠点事業 第2回ステアリング委員会を開催しました。(2012年3月16日)


Nik教授から記念品を
受け取る清水教授

 工学研究科で実施している日本学術振興会アジア研究教育拠点事業「リスク評価に基づくアジア型統合的流域管理のための研究教育拠点」(交流先:マレーシア)に関連し、百周年時計台記念館でステアリング委員会を開催しました。

 委員会には、日本側は本学からコーディネーターの清水芳久 教授、米田稔 教授、松田知成 准教授、プログラムリーダーの小島一信 講師、サブプログラムリーダーの金善ミン 講師、藤枝絢子 特定助教、坂井伸光 研究員および増地公一 事務部長をはじめとする事務職員のほか、井手慎司 滋賀県立大学教授、佐藤圭輔 立命館大学講師が出席しました。マレーシア側はマラヤ大学からコーディネーターのNik Meriam Nik Sulaiman 教授、Noor Zalina Mahmood 講師、Mohd Yusof Nor Zaherah 職員、Azizi Abu Bakar 職員が出席したほか、マレーシア国民大学のMazlin Mokhtar教授、Goh Choo Ta講師およびZulkifli Yusopマレーシア工科大学教授が参加しました。また今回はマレーシア側諸大学の熱心な働きかけにより、マレーシア高等教育省(Ministry of Higher Education; MOHE)からAbdul Hamid Bin Murad課長補佐も出席しました。

 本事業は平成23年度から開始した5年間の事業で、これまで多くの水環境問題を解決し、リスク評価・流域管理システムを構築してきた日本の知識をマレーシアの研究者と共有し、新たに発生することが予測される重要な課題に対しての解決策を見いだすことを目的としています。

 前回に引き続き本学事務職員が司会を務めた今回の委員会では、まず清水教授から京都への歓迎の意を述べ、続いてMOHEをはじめとするマレーシアの関係者の尽力によって先月のシンポジウムが無事終了したことへの感謝のほか、今後の研究活動の進展にたいする抱負を述べました。続いてNik教授からも挨拶があり、本事業における日本側の協力に対する謝意が述べられました。

 本委員会は当該年度の交流・研究計画および実績を話し合うために毎年、両国で1度ずつ開催されているもので、今回は来年度のマレーシアでの開催を計画しているセミナーや今後の研究調査地の選定などについての話題を中心に、活発に議論が行われました。


会議の様子(マレーシア側)

会議の様子(日本側)

集合写真

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