「環境コミュニケーション・リテラシーの向上」総括シンポジウムを開催しました。(2012年1月27日)
地球環境学堂・学舎は、平成21年度より取り組んできた専門分野横断型の「プロジェクト型インターン研修」の成果を広く社会に情報発信するため、「環境コミュニケーション・リテラシーの向上」総括シンポジウムを開催しました。
同学舎環境マネジメント専攻は、地球環境・地域環境問題の解決に向けて、高度な知識と問題解決能力を持った国際的に活躍する専門家の養成を目的とし、修士課程では3ヶ月以上、博士課程では5ヶ月以上のインターン研修を義務づけています。これまでのインターン研修プログラムは個別分野の取り組みが多数を占めました。しかし、近年の地球環境的課題の解決には、広範で多様な専門分野に基づいて整合性のある複合施策の発案・実施ができる実務者が必須であり、その人材育成が急務となっています。そこで、同学舎では平成21年度より文部科学省の補助を受け、多言語・多文化・多専門領域などを総合的に理解し相互運用する能力を意味する「環境コミュニケーション・リテラシー」の向上を図るため、多分野参加型の「プロジェクト型インターン研修」の取り組みを行ってきました。
シンポジウムでは、小林愼太郎 地球環境学堂長の挨拶に続いて、乾徹 准教授が本教育プログラムの概要を説明しました。その後、博士後期課程に在籍する学生4名がプロジェクト型インターン研修の具体的な取り組みとその成果について、修士課程に在籍する学生4名が各人のインターン研修の紹介とその成果について発表を行い、続いて、プロジェクト型インターン研修を指導した小畑史子 准教授がその教育効果を紹介しました。
会場との質疑応答の後、インターン研修委員長である田村正行 教授より、まとめと閉会の挨拶があり、シンポジウムは盛会のうちに閉会しました。
![]() 開会の挨拶をする小林学堂長 | ![]() 学生によるインターン研修の成果発表の様子 |
![]() 質疑応答の様子 | ![]() 会場の様子 |