平成23年度本部構内消防訓練の実施について(2011年12月16日)
本部構内の職員の防火・防災に関する意識の高揚と知識・経験の向上を図ることを目的に、本部構内防災(消防)訓練を実施しました。
訓練は、午後2時に京都市を中心とする震度6強の地震が発生したことにより本部棟3階から出火したとの想定で、開始しました。地震発生の放送の後、職員が机等を利用した身体の安全確保を行い、揺れが収まったとの放送後に、震災時に主導的な活動を担う吉田キャンパス自衛消防隊本部隊の緊急招集を行いました。自衛消防隊各班は、統括管理者の指揮の下、それぞれの任務により消防署等の関係各署への通報連絡・非常放送、出火場所への初期消火、館内からの避難誘導、負傷者の救出救護、出火階への防護措置を機敏に行動し、本部棟北側への避難と安全確認を行いました。その後、自衛消防隊救援チームによる屋外消火栓を使用した放水訓練を実施し、放水完了後に左京消防署公設消防隊によるはしご車を使った救出訓練、エンジンカッターを使用した進入訓練、そして公設消防隊と救援チームによる合同放水訓練を行いました。
訓練終了後に左京消防署 宮下聡 警防課長からの訓練講評をいただいた後、大西有三 理事・副学長から、東日本大震災の教訓を踏まえ災害発生時における心構えから訓練の重要性についての挨拶がありました。
本学では、防火・防災意識をさらに高めるとともに、火災・災害発生時に職員が迅速かつ的確に行動できるよう、今後も訓練を実施していきます。
![]() 訓練開始報告 | ![]() 自衛消防隊による報告 |
![]() はしご車による救出 | ![]() 合同放水 |
![]() 左京消防署による訓練講評 | ![]() 大西理事・副学長による挨拶 |