京都大学シンポジウムシリーズ 「大震災後を考える」 シリーズXV 「東日本大震災地域事業継続に向けて」を開催しました。(2011年10月15日)
京都リサーチパークにおいて、シンポジウム「東日本大震災地域事業継続に向けて」を開催しました。
本シンポジウムは一般市民の方を対象にした本学の「大震災後を考える」シリーズの一つとして、経営管理大学院が主体となって実施するもので、地域・事業継続計画、世界からみた日本の復興について情報発信を行うことが目的です。
小林潔司 院長の挨拶にはじまり、前半では、元内閣府 高村義晴 参事官による「中山間地域の知恵を復興に生かす」、国際協力機構 三牧純子 企画役による「被災地の復興-国際協力の視点から」、アジア開発銀行 光橋尚司 専門官による「アジアから見る日本の地域振興」と題した基調講演が行われました。
後半は、コーディネーターの若林靖永 教授の進行のもと、パネルディスカッションを行いました。パネリストとして、株式会社インターリスク総研 本田茂樹 研究開発部長、日建設計総合研究所 石原克治 理事、株式会社オピニオン 碓井誠 代表取締役、小林院長の4名が参加されました。ディスカッションでは、BCP / DCP (Business Continuity Plan / District Continuity Plan) をキーワードとして企業、エネルギー、ロジスティックス、コミュニティーについて活発に議論が交わされました。
当シンポジウムでは、持続可能な地域づくりの成否が震災地域のみならず、中山間地域、ひいては我が国の行く末を暗示する重要なテーマとして再認識させる重要な機会となりました。また当日は、会場には約100名の参加があり、盛会のうちに終了しました。
![]() 左から高村参事官、三牧企画役、光橋専門官 | |
![]() 質疑応答の様子 | ![]() パネルディスカッションの様子 |
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