北川進iCeMS副拠点長らが産学公連携セミナーで講演しました。(2011年9月26日)

北川進iCeMS副拠点長らが産学公連携セミナーで講演しました。(2011年9月26日)

 特定非営利活動法人京都SMI(Smart Materials & Innovation)主催の産学公連携セミナー「多孔性材料のメゾ科学・技術:グリーン/ライフ・イノベーションへの展望」が、京都大学東京オフィスで開催されました。

 第2回目となる本セミナーは、北川進 物質-細胞統合システム拠点(iCeMS)副拠点長のグループが世界をリードしている多孔性材料の合成化学、およびそれを用いた気体の貯蔵・分離等の応用分野をテーマとし、70名を超える参加者が産業界および行政機関などから参加しました。植村卓史 工学研究科准教授は、北川研究室の最新の成果について発表しました。

 その他、松田正樹 経済産業省製造産業局 化学課機能性化学品室 課長補佐、Stéphane Diring 工学研究科助教、堀毛悟史 同助教、上野隆史 iCeMS准教授、上代洋 新日本製鐵株式會社 先端技術研究所 主任研究員らによる講演があり、中原恒雄 京都SMI理事長(日本工学アカデミー名誉会長、元・住友電気工業株式会社 代表取締役副会長)による閉会の挨拶が行われました。

 京都SMIは、iCeMSを中心とした京都大学の研究者が創出する、物質および幹細胞科学分野の研究開発成果を速やかに産業界・社会に還元することを目的に設立されました。iCeMSで学際・国際・産学連携の統合的推進を担当するイノベーションマネジメントグループの仙石慎太郎 准教授が京都SMI理事として参画しています。なお、第1回の本セミナーは、産業応用が期待されるヒト幹細胞とその周辺技術をテーマとして、本年2月に東京で開催されました。

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左から塚本克博 京都SMI副理事長・三菱電機株式会社顧問、仙石准教授、松田氏

左から北川教授、植村准教授、Diring 助教

左から堀毛助教、上野准教授、上代氏、中原氏

パネルディスカッション時の会場の様子