エネルギー理工学研究所、グローバルCOEプログラム「地球温暖化時代のエネルギー科学拠点」、タイ国ラジャマンガラ工科大学タンニャブリの共催で、第9回Eco-Energy & Materials Science and Engineering Symposiumをタイ国チェンライ県で開催しました。国内外から150名を超す参加者がありました。本年はエネルギー理工学研究所とタイ国ラジャマンガラ工科大学タンニャブリの部局間交流協定10周年の節目の年であり、本学からも多くの教員・学生が参加しました。
オープニングセレモニーではSommai Pivsa-Art ラジャマンガラ工科大学工学部長が司会を務め、主催者を代表して、吉川潔 理事・副学長、八尾健 エネルギー科学研究科教授(GCOE拠点リーダー)、吉川暹 名誉教授(エネルギー理工学研究所)より開会の挨拶がありました。その後、3件の基調講演が行われ、小西哲之 エネルギー理工学研究所教授が「Analysis and Mitigation of the Risks of Energy Systems-considering Fukushima case-」について講演を行いました。続いて、(1) Energy Technology、(2) Nanotechnology and Materials Technology、(3) New Technology、(4) Environmental and Social Impact、(5) Energy Eco- and Management、(6) Nuclear Technologyについて、それぞれパラレルセッションが行われ、各会場では活発な意見交換が行われました。また、並行して40件を超すポスターセッションが行われました。
26日の午後には、公式バンケットを行い、冒頭にて尾形幸生 エネルギー理工学研究所長より挨拶がありました。バンケットはBoonyang Plangklang ラジャマンガラ工科大学工学副部長の司会進行により、参加者間の交流が一層促進されました。
閉会式では、Sommai Pivsa-Art ラジャマンガラ工科大学工学部長より会議サーマリーが行われ、また、厳正な審査のもと、オーラル発表、ポスター発表とも優秀発表賞を各3名に贈りました。
![]() オープニングセレモニーの様子 | ![]() 公式バンケットの様子 |