国際森林学生連盟第2回アジア地域会議が開催されました。(2011年5月16日~21日)

国際森林学生連盟第2回アジア地域会議が開催されました。(2011年5月16日~21日)

 本学において、国際森林学生連盟(IFSA)第2回アジア地域会議(ARM)が、IFSA京都大学地域支部内の運営委員会の主催により開催されました。

 この会議開催にあたっては、農学研究科、同森林科学専攻、フィールド科学教育研究センター、生存圏研究所などが、研修コース提供や施設利用の面で後援しました。短期交流学生として受け入れた海外からの参加者は、8カ国(台湾・インドネシア・フィリピン・イラン・ベトナム・オーストラリア・ドイツ・南アフリカ)から19名、IFSA京都大学地域支部から15名、それ以外の国内から5名で、合計39名に及びました。

 本学でのブリーフィングと講義により始まり、芦生研究林、京都北山林業地、京都市内、奈良市内、奈良吉野林業地などを訪問して日本の森林植生と林業の現状と動向を見学しました。6日間にわたって活発な質疑応答や議論が行われ、参加者間の国際ネットワーク形成に大いに役立ちました。

 本会議開催に当たっては、三菱UFJ国際財団、夢・環境支援基金、国際交流基金・知的交流会議助成、国土緑化推進機構・緑と水の森林基金、農学研究科教員有志からの資金援助などを受けました。現地見学に関しては、北山丸太生産協同組合、川上村役場地域振興課、中田林業、東京芸術大学 矢野健一郎 講師、法相宗大本山興福寺 藪中五百樹氏のご協力を得ることができました。


国際交流会でのインドネシア参加者による文化紹介

農学研究科 神崎護 准教授による、森林生態に関する野外研修(芦生研究林にて)

農学研究科 高部圭司 教授による、スギの材質特性に関する研修授業(芦生研究林にて)

農学研究科 縄田栄治 副研究科長による、短期交流学生認定書の授与(カンフォーラにて)

芦生研究林での参加者