総合博物館がベトナム科学技術アカデミー生態学生物資源研究所と部局間学術交流協定を締結しました。(2011年5月9日)

総合博物館がベトナム科学技術アカデミー生態学生物資源研究所と部局間学術交流協定を締結しました。(2011年5月9日)


左からLe Xuan Canh 生態学生物資源研究所長、
大野照文 総合博物館館長

 総合博物館とベトナム科学技術アカデミー生態学生物資源研究所(Institute of Ecology and Biological Resources, Vietnam Academy of Science and Technology)は、アジア脊椎動物の生物多様性研究と教育の協力関係のために、部局間学術交流協定を締結しました。生態学生物資源研究所はハノイに位置し、ベトナムの生物多様性において重要な研究機関です。総合博物館とは2006年より継続して哺乳類を対象にした共同研究を実施してきました。

 今回の学術交流協定の締結により、両機関の研究・教育における共同体制のさらなる発展が期待されます。総合博物館と生態学生物資源研究所が日本とベトナムの拠点機関として本年度より開始された日本学術振興会アジア・アフリカ学術基盤形成事業「東アジア脊椎動物種多様性研究基盤と標本ネットワーク形成」の推進、研究者や学生の人的交流、共同研究や共同調査の実施、標本コレクションの構築を今後3年間に行います。

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