総合博物館が広州大学生命科学学院と部局間学術交流協定を締結しました。(2011年3月8日)

総合博物館が広州大学生命科学学院と部局間学術交流協定を締結しました。(2011年3月8日)


大野館長と呉院長による署名式の様子

 総合博物館と中国の広州大学生命科学学院は、広州大学において部局間学術交流協定を締結しました。学術交流協定署名式は、広州大学の陳爽副学長をはじめとする120名以上の教職員・学生の参加のもとで行われました。署名式では李毅外事部長の司会のもと、双方の参加者の紹介、陳副学長による挨拶および広州大学における国際交流活動の紹介が行われた後、大野照文総合博物館長と呉毅生命科学学院長による学術交流協定締結の署名が行われました。本学術交流協定は、両機関の生物多様性保全における研究・教育の協力を発展させ、また友好関係を促進することを目指しています。

 また、本年4月より2014年3月までの3年間、総合博物館と広州大学が日中両国の拠点機関となる日本学術振興会アジア・アフリカ学術基盤形成事業の採択課題「東アジア脊椎動物種多様性研究基盤と標本ネットワーク形成」における協同体制も期待されます。

 署名式に引き続いて、大野館長による総合博物館の活動紹介、本川雅治准教授による哺乳類の分類学および動物地理学における両機関の10年間にわたる共同研究の歴史と今後の展望についての学術講演を行いました。また、署名式に先立って、呉院長の案内により生命科学学院の研究室視察が行われました。


記念撮影(中央が大野館長と陳副学長、右から2番目が呉院長、4番目が本川准教授)

大野館長による学術講演

広州大学生命科学学院の研究室視察