京都大学市民講座を開催しました。(2011年2月27日・3月6日)

京都大学市民講座を開催しました。(2011年2月27日・3月6日)


会場の様子

 京都大学市民講座は、本学の学術研究の一端を広く社会一般に公開し、社会人の教養と文化の向上に役立つことを目的とする公開講座で、今回で32回目の開催となります。

 今回の市民講座はメインテーマを「京都大学若手研究者からの発信」と定め、2日間にわたり、合わせて4名の講師が講演を行いました。1日目の2月27日は塩瀬隆之 総合博物館准教授から「言葉が伝わるコミュニケーションの本質-目の見えない人と言葉で見る美術鑑賞から学ぶ-」、奈良岡聰智 法学研究科准教授から「岩崎弥太郎-三菱と日本近代化の夢-」、2日目の3月6日は明和政子 教育学研究科准教授から「人間のこころの誕生」、山川宏 生存圏研究所教授から「「はやぶさ」探査機とそれに続くもの」と題した講演がありました。2日間で879名の参加があり、各講演後には活発な質疑応答が行われ大変盛り上がりました。

 参加者からは「初めて参加したが、目からウロコが落ちるような話が多くとても興味深かった。次回も参加したいと考えています。」「若い先生の話でおもしろかった。」「日頃より活発に外に向かって情報発信されて、非常に良いことであると思う。」などの感想が寄せられました。


塩瀬 総合博物館准教授

奈良岡 法学研究科准教授

明和 教育学研究科准教授

山川 生存圏研究所教授