総合博物館 小惑星探査機「はやぶさ」帰還カプセル特別公開 約1万7千名の入館者でにぎわいました。(2011年2月2日~6日)

総合博物館 小惑星探査機「はやぶさ」帰還カプセル特別公開 約1万7千名の入館者でにぎわいました。(2011年2月2日~6日)

 総合博物館は、小惑星探査機「はやぶさ」帰還カプセル特別公開を2月2日(水曜日)から2月6日(日曜日)まで開催しました。

 このたびの特別公開には、搭載電子機器部・パラシュート等の実物および探査機スケールモデルを含めて7点を展示しました。

 2月3日~4日には、京都府内の小中高生52校、3,038名が、特別に「はやぶさ」の事前学習を受けてから、はやぶさ展を見学しました。

 5日には、小中高生向きに「宇宙の箱舟ワークショップ」を開催しました。

 同日、2日からの「はやぶさ展」において、入館者が1万人を突破しました。1万人目の来館者は、長岡京市の松田由紀さん親子3人連れで、主催者の大野照文 総合博物館長および宮野文穂 京都府教育庁教育次長から記念品が贈られ、思いがけないプレゼントに大喜びでした。

 6日には、京都府立嵯峨野高校と京都市立堀川高校の生徒が「高校生がみたはやぶさの奇跡」と題して探査機「はやぶさ」や「イトカワ」について、わかりやすく説明をしました。

 また同日、京都「はやぶさ」シンポジウムを百周年時計台記念ホールで520名の満員の参加者の中行い、「はやぶさ探査機がたどってきた道とこれから先の道」(山川宏 生存圏研究所教授)、「はやぶさがひらく小天体の科学」(藤原顕 元宇宙開発研究所教授)の講演の後、講演者を囲んでパネルディスカッション「はやぶさと宇宙」が行われました。

 2月2日~6日までの入館者16,809名(1日平均約3400名)からは「展示会場の説明も良かった」「高校生説明企画がわかりやすくよかった」「偉業を成し遂げたはやぶさを身近に接することができた」等の感想が寄せられました。


質問コーナーで、わかりやすく解説

1万人目となった松田さん親子

児童の見学で熱気あふれる展示室

高校生によるパネル解説