総合博物館 平成22年度速報展示「クニマス-70年ぶりの生存確認」展を開催中(2011年1月14日)

総合博物館 平成22年度速報展示「クニマス-70年ぶりの生存確認」展を開催中(2011年1月14日)

  総合博物館では、平成22年度速報展示「クニマス-70年ぶりの生存確認」を1月14日(金曜日)~1月23日(日曜日)まで開催しています。

  クニマスは秋田県田沢湖にしかいない魚でしたが、1940年を契機に姿を消しました。ところが、昨年末から報道されているように、私たちは70年ぶりにクニマスの生存確認をしました。1935年に秋田県田沢湖から10万粒の発眼卵を山梨県西湖に移植しましたが、それが現在まで命をつないできたのです。

  本展示は、この歴史的な田沢湖産クニマス標本と昨年に生存確認されたもとになった西湖産クニマス標本および生存確認の経緯を展示しています。多くの方のご来館をお待ちしています。

  なお、会期中、展示講演会を以下の日時で実施します。
   日時  1月23日(日曜日) 14時00分~14 時30分
   場所  総合博物館1階ミューズ・ラボ
   講師  中坊 徹次(総合博物館 教授)


会場の様子

展示の様子

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