宇治キャンパスで、リサイクルフェア・交流会を開催しました。(2010年10月29日)
外国人研究者・留学生に対する支援の一環として、宇治地区においてリサイクルフェアを開催しました。宇治地区関係者から家庭に眠っている遊休品の提供を受け、無償で外国人研究者・留学生に提供するもので、3年前から始めています。
第5回目の開催となる今年からは、新たな取り組みとして、外国人研究者・留学生と宇治地区教職員との交流会を同時に開催しました。
リサイクルフェア会場となった、宇治おうばくプラザ ハイブリッドスペースでは、関係者の協力により集まった400点近くの物品が並べられ、研究者、留学生や家族など80名の来場者がありました。電化製品は毎年大人気で、13時30分の開場と同時に希望者が殺到しました。また、冬に向けての毛布、子供用のおもちゃや本は、家族連れに喜ばれました。
リサイクルフェア会場の隣に準備された交流会会場では、参加者はリサイクルフェアで選んだ品物を囲んで、お茶を片手に楽しい歓談の時間を過ごしました。
14時過ぎからは、交流会会場に宇治地区4研究所の所長も参加し、時任宣博 化学研究所長の挨拶を皮切りに、尾形幸生 エネルギー理工学研究所長、津田敏隆 生存圏研究所長、岡田憲夫 防災研究所長が次々に自己紹介した後、参加の受入れ教員の自己紹介や、外国人研究者の感謝のあいさつなど、会場は和やかな雰囲気に包まれました。
宇治地区では、外国人研究者650名(年間)、外国人留学生110名程度が研究のために滞在しており、今後もこのような生活支援事業を続けていく予定です。
![]() リサイクルフェア会場 | ![]() 交流会会場 |