松本紘 総長がトルコ・コッチ大学を表敬訪問しました。(2010年8月1日・2日)

松本紘 総長がトルコ・コッチ大学を表敬訪問しました。(2010年8月1日・2日)

 松本紘 総長および吉川潔 理事・副学長は森純一 国際交流推進機構長と共に、トルコ共和国イスタンブール市郊外にあるコッチ大学を表敬訪問し、既に部局間学術交流協定を締結している経営管理大学院の曳野孝 准教授およびAsli Colpan 特定准教授も同席のうえ、コッチ大学のUmran Inan 学長以下幹部10数名と、両大学の学術交流の促進と今後の協力関係について、意見交換をしました。

 会談の中で、日本とトルコ両国が共通に直面する課題「革新と持続可能性」について、共同シンポジウムを開催する方向で意見が一致し、経営学を中心とする社会科学分野にとどまらず自然科学分野を含む幅広い学術シンポジウムを、来年夏または秋にトルコで開催する準備を進めることとなりました。

 また、学生交流についても協力関係の構築が可能と思われ、交換留学の開始に向け、両大学が動き出すことになりました。

 コッチ大学は1993年創立の私立大学で、学生数は現在4,400人です。キャンパスは整備中ですが、優秀な教員を揃え若い創造力にあふれており、授業は全て英語で実施されています。コッチ財団の支援の下で着々と実力を付け、トルコを代表する国際性豊かな大学に急成長しており、台頭著しい印象を受けました。

  本学はこれまで中近東イスラム諸国との学術交流が比較的少なく、今回の松本総長の訪問が交流活性化へのきっかけになることが期待されます。


Inan学長の説明を聞く松本総長、吉川理事・副学長

工学系ラボを視察する松本総長

松本総長とInan学長を挟み意見交換する両大学研究者