SCTI2010(2010年4月~6月)修了式に本学聴講生が参加しました。(2010年6月17日)
SCTI学生、聴講生をねぎらう
ホルバート所長
同志社大学今出川キャンパスでSCTI2010(2010年4月~6月)の修了式が行われ、SCTI学生とともに英語講義を聴講した京都大学生も参加し、修了証明書を受け取りました。
今期は5つの講義を11人の京都大学生が聴講しました。アメリカの学生と同じ課題を課せられ、英語で講義を受けて議論をし、また講義外でもSCTI学生と交流した聴講生は実りある3ヶ月を過ごしたようです。
講義を受けての感想と、アメリカ人学生との交流の様子を含む聴講生の報告書は、7月上旬にウェブ上で掲載する予定です。
![]() 先生方の挨拶に聞き入るSCTI学生と聴講生 | ![]() 修了証明書を受け取る京都大学からの聴講生 |
SCTIとは
SCTIは米国スタンフォード大学の日本留学プログラムとして1990年に誕生しました。日本との関わりを持つ上で必要となる知識・資質を身につけたアメリカの若い世代の育成を目的としています。参加学生は毎年約35名で、すべてスタンフォード大学の学生です。専攻は工学、自然科学、経済学、政治学、国際関係学等多岐にわたっていますが、技術系専攻の学生が多いのが特徴です。日本語教育にも力を入れており、来日前にはスタンフォード大学本校において日本語授業の履修が義務づけられている他、来日後は毎週8時間の日本語の授業が必修科目となっています。
京都大学生が聴講できる講義は、同志社大学今出川キャンパスのスタンフォード技術革新センターで行われています。これまで提供された講義例は、日本のイノベーション、政治経済学、日本の国際外交、日本の宗教、京都の建築・建築史等です。
講義の期間は4月~6月(募集:2月)です。募集要項・申請書は募集時期に京都大学ウェブサイトの留学・国際教育のページで公開します。また、留学生課でも配布します。