霊長類研究所がソウル大公園と学術交流協定を締結しました。(2010年4月28日)

霊長類研究所がソウル大公園と学術交流協定を締結しました。(2010年4月28日)

 霊長類研究所(および野生動物研究センター)は、ソウル大公園(ソウル動物園)と学術交流協定の調印式を執り行いました。

 この学術交流協定は、霊長類を含む野生動物の生態・行動・認知発達についての「比較認知科学」に関する情報および技術の相互交換、ならびに共同学術研究を基に、野生動物の教育的展示をより一層発展・促進することを目的とするものです。

 ソウル大公園は、ソウル市郊外の果川市にある敷地面積10万坪に及ぶ総合公園で、動物園の他、植物園、国立現代美術館、ソウルランド(テーマパーク)で構成されています。

 ソウル動物園にて行われた調印式では、松沢哲郎 所長と李元孝 ソウル大公園長が覚書を取り交わした後、松沢所長による記念講演会が開催されました。講演会には獣医、動物園飼育関係を目指す学生や霊長類学を志す学生等、多数の来聴者がありました。

 今回の交流協定締結をきっかけに共同研究や研究者・大学院生の交流が活発化し、両機関のさらなる発展につながることが期待されます。


学術交流協定締結の様子