電気自動車を対象とする京都大学発ベンチャー「グリーンロードモータース株式会社」の記者発表会を開催しました。(2010年4月14日)
経営管理大学院学生を中心としたベンチャー「グリーンロードモータース(GLM)株式会社」の会社設立、事業紹介の記者発表会を、ベンチャー・ビジネス・ラボラトリー(VBL)で行いました。代表取締役社長に就任した経営管理大学院 修士課程2年 小間裕康氏から、会社概要、電気自動車を対象とした事業の狙い、ビジネスモデルと今後の事業計画についての説明がありました。事業モデルは「ファブレス」という考え方に基づいており、工場を持たずに、各産業の集約型で電気自動車の生産および販売を行うこと、そのモデルは今後の自動車業界に一石を投じるものであること、そして学生を中心として企画・事業展開をしていくビジョンを述べました。
また、会社設立のきっかけになった「京都電気自動車プロジェクト」を推進してきた、工学研究科 松重和美 教授(VBL施設長)からは、変革が不可避となった自動車産業におけるアセンブル型の本電気自動車ベンチャー会社への期待とVBLにおける若手人材育成やベンチャー支援活動について説明がありました。出席したメディア関係者からは製造工程や提携企業に関する質問があり、早くも、実際の事業展開に関心が向けられました。
![]() 記者会見の様子:代表取締役社長 小間氏(左から2番目) | ![]() GLM主要メンバーと松重VBL施設長(右端) |