女性起業家プログラム成果報告会を開催しました。(2010年3月25日)

女性起業家プログラム成果報告会を開催しました。(2010年3月25日)

 経営管理大学院は、百周年時計台記念館国際交流ホールにおいて「キャリア女性の再チャレンジ=起業を支援する短期集中プログラム(通称:女性起業家プログラム)」(文部科学省委託事業)の一環として、「女性起業家プログラム成果報告会」を開催しました。

 本プログラムは、文部科学省が推進する「大学・専修学校等における再チャレンジ支援推進プラン」の一部として平成19年度~21年度の3年間実施したものです。合宿形式で3カ月にわたって起業の基礎を学び、3年間で計48名が受講しました。今回の成果報告会は、本プログラムの3年間の成果を広く社会に情報発信することを目的としています。

 まず塩沢由典 教授による開会挨拶と「女性の輝く時代を実現する」と題する講演を行いました。講演では、今後の日本の経済発展のためには、生活文化や感性に焦点をおいた新しい形のサービス業の振興が不可欠であると説いたうえで、特に、時間充実支援型産業における女性が果たす役割の大きさについて強調しました。

 続いて松井啓之 准教授より「女性起業家プログラム3年間の軌跡」と題し、3年間のプログラム概要や成果について報告を行いました。

 第2部では、1~3期の受講生による活動状況報告・ビジネスプランを発表しました。発表では、プログラム受講後に企業内起業で新しい企画をしている方や、起業され事業展開している方、昨年12月にプログラムを修了し、4月より起業をする受講生からのビジネスプラン発表などがありました。

 この成果報告会にはベンチャーキャピタリスト、起業家、受講生等65名が参加し、最後には発表者とフロアとの質疑応答も活発に行われ、盛会のうちに終了しました。


受講生のビジネスプラン発表

会場の様子