京都大学が開発した「ばねグラフ」表示インタフェースを利用した職業発見システムを小中学生向けの職業学習用ウェブサイトに搭載 (2010年3月8日)
情報学研究科の大島裕明特定助教と田中克己教授らのグループは、文部科学省科学研究費補助金特定領域研究「情報爆発時代に向けた新しいIT基盤技術の研究(※)」の一貫で開発した「ばねグラフ」表示インタフェースを用いて、学校ネット株式会社(東京都渋谷区 代表取締役 北村量太)の協力のもと小中学生向けの適職検索アプリケーション「性格から探すばねグラフ職業発見システム」を開発し、同社が運営する小中学生向けの職業学習用ウェブサイト『あしたね』(2010年2月末時点の会員数全国約1100学校11万5千人)および、同社と愛媛県西条市が運営する『西条市版あしたね』に搭載・公開しました。
- 「あしたね」 http://www.ashitane.net/
- 「西条市版あしたね」 http://city.ashitane.net/saijo/
- 「性格から探すばねグラフ職業発見システム」 http://j.ashitane.net/jobs/bane_map
図: ばねグラフ職業検索システムの画面イメージ
同「ばねグラフ」表示インタフェースは、今年度公開した「やーやら職業検索システム」にも活用されており、今年度の授業で利用した小中学生に「ばねグラフの絶妙な動き」が大変好評であったことから、今回開発されたシステムにも活用されたものです。
※ 文部科学省科学研究費補助金特定領域研究「情報爆発時代に向けた新しいIT基盤技術の研究」(平成17年度~平成22年度、http://www.infoplosion.nii.ac.jp/info-plosion/)は、人類によって創出される情報量が爆発的に増大しつつある時代に向けた先進的なIT基盤技術の構築を目指すプロジェクト。同システムは、この中の、計画研究「情報爆発に対応する新IT基盤研究支援プラットフォームの構築」(研究代表者:安達淳(国立情報学研究所)、Y00-01、課題番号18049073)において開発されたもの。
関連リンク
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