京都大学代表団がサウジアラビア・リヤドで開催された国際高等教育博覧会に参加しました。(2010年1月26~29日)

京都大学代表団がサウジアラビア・リヤドで開催された国際高等教育博覧会に参加しました。(2010年1月26~29日)

 西村周三 理事・副学長を筆頭とする京都大学代表団は、サウジアラビア・リヤドで開催された国際高等教育博覧会に参加しました。この博覧会はサウジアラビア高等教育省が主催する学術博覧会で、留学生招致と大学間の交流を主な目的としており、33ヶ国から382機関が参加する盛大なものとなりました。

 京都大学は会場にブースを設けて出展し、代表団は留学希望者や交流を希望する諸機関に対して広報活動を行いました。京都大学のブースは大いに注目を集め、特に日本での留学・研究に興味を持つ若い学生や研究者で賑わいました。3日目には科学分野のプログラムとして、留学生に質の高い教育プログラムを提供するために京都大学が行っている取り組みについて、西村理事・副学長によるプレゼンテーションを行いました。

 この博覧会は、留学生や研究者に京都大学をアピールできたことに加え、サウジアラビアの高等教育機関と本学との新規交流や関係強化の絶好の機会となりました。代表団はKing Saud University、King Faisal University、King Fahd University of Petroleum & Minerals などの有名大学を含む複数の大学と、今後の学術協力や交流についての会談を行いました。

 多くの大学代表団の他、西村理事・副学長はサウジアラビア高等教育大臣Dr. Khalid Bin Mohammad Al-Angari氏とも会談を行い、京都大学とサウジアラビアとの協力関係強化について話し合う機会を得ました。

 今回の訪問により、京都大学とサウジアラビアの大学との関係がより深まり、具体的な交流の実現が期待されます。


サウジアラビア高等教育大臣Dr. Khalid Bin Mohammad Al-Angari 氏から記念品を受け取る西村理事・副学長

京都大学のブース

国際高等教育博覧会 会場の様子