京都大学男女共同参画推進シンポジウムを開催しました。(2010年1月26日)
百周年時計台記念館において「京都大学男女共同参画推進シンポジウム-考えよう 京都大学の男女共同参画-」を開催しました。
本シンポジウムは、昨年3月に決定された「京都大学男女共同参画推進アクション・プラン」に基づき、京都大学の教職員・学生すべてが男女共同参画について共に考え、京都大学の未来を創っていく場として、男女共同参画推進室において企画し、開催したものです。
シンポジウムはまず、松本紘 総長の挨拶に始まり、稲葉カヨ 女性研究者支援センター長より京都大学の現状の説明がありました。
第一部の講演では、文部科学省科学技術・学術政策局基盤政策課長 川端和明氏から、国の女性研究者支援政策の説明とともに女性研究者養成システム加速プログラムについて京都大学の高い目標への強い期待が語られ、次いで大学文書館准教授 西山伸氏から「京都大学の歴史と女性」についての講演がありました。
第二部のパネルディスカッションでは、コーディネーターの吉川研一 理学研究科長の進行で、松本総長、稲葉女性研究者支援センター長、川端基盤政策課長、西山准教授、柳澤実穂 理学研究科・日本学術振興会PD特別研究員、 長岡千賀 こころの未来研究センター・日本学術振興会RPD研究員をパネリストとして、京都大学らしさを生かした男女共同参画について、フロアからの発言も得ながら活発に意見交換が行われました。
最後に、大西珠枝 理事・副学長(男女共同参画担当)より、京都大学の男女共同参画はこれまでの環境整備に加えて女性教員の増加に向けた意識を高める時期にきており、その推進に有意義なシンポジウムであった旨挨拶があり、閉会となりました。
![]() 左から吉川理学研究科長、松本総長、稲葉女性研究者支援センター長、川端基盤政策課長 |
![]() 左から西山准教授、長岡研究員、柳澤特別研究員、大西理事・副学長 |
![]() シンポジウムで講演をする川端基盤政策課長 |
![]() 総長も加わったパネルディスカッションの様子 |