マラヤ大学にて海外拠点オープニングセレモニーを開催しました。(2010年1月20日)

マラヤ大学にて海外拠点オープニングセレモニーを開催しました。(2010年1月20日)

 マラヤ大学にて「グローバルCOEプログラム『アジア・メガシティの人間安全保障工学拠点』(GCOE-HSE)科学技術振興調整費『環境マネジメント人材育成国際拠点』(EML)マラヤ大学海外拠点オープニングセレモニー」を開催しました。

 本オープニングセレモニーでは、Mohd. Jamil Maah マラヤ大学副学長補佐より開会の辞が述べられるとともに、大嶌幸一郎 工学研究科長は京都大学とマラヤ大学の間のこれまでの交流、さらに本拠点に対する今後の期待について語りました。また、Ghauth Jasmon マラヤ大学副学長からは大学間競争の中での本拠点の意義が述べられました。さらに、堀江正彦大使(駐マレーシア日本国特命全権大使)は、バハサ(マレーシア公用語)を流暢に使用されながら、本プログラムへの期待を話されました。次いで、覚書の交換や堀江大使によるプレートへの署名が行われ、記念品の交換と写真撮影が行われました。その後、GCOE-HSEプログラムリーダー松岡譲 教授が、GCOE-HSEプログラムが目指す目標と人間安全保障工学がアジアにおいて果たす役割について述べ、また、EMLプログラムリーダーである藤井滋穂 教授が、これまでのマラヤ大学との間のe-learningの活動を報告するとともに、「環境マネジメント人材育成国際拠点(EML)」のプログラムの概要を説明しました。

 本セレモニーの後には、報道関係者への記者会見を行い、マラヤ大学との間の留学生の交流などについての質疑応答がなされました。そして、主要関係者によるオフィス見学を行い、盛会のうちに終了しました。

 本セレモニーでは、約100名の関係者が一堂に会し、これまでの京都大学とマラヤ大学の友好関係が非常に高いものであることを示しました。また、GCOE-HSEプログラム、EMLプログラムに対する関心も高く、今後、クアラルンプール拠点(マラヤ大学)の発展に大いに期待されます。


左から清水教授、松岡教授、藤井教授、Mohd. Jamil Maahマラヤ大学副学長補佐、堀江大使、大嶌研究科長、Ghauth Jasmonマラヤ大学副学長、Mohd Jailani Mohd Norマレーシア高等教育省ディレクター、Nik Meriam Nik Sulaiman教授